僕の父親はコックリさん
そんな中香はチラチラと他のメンバーの顔色を伺う。この中に十円玉を動かしている犯人がいるはずだ。ここまできたらもう無意識の行動ということもないだろう。だけど他のふたりは額にうっすらと汗をにじませていて本当に緊張しているように見える。もちろん香だって十円玉を動かしたりはしていない。だとすれば、やっぱり陽子か。
陽子はさっきから嬉しそうな表情で十円玉を見つめていて、次はどんな質問をしようかと鼻歌交じりに呟いている。
「何個か質問したらすぐに終わろう」
幸い外はまだ明るい。できれば明るい内に帰りたかった。
「何よ香、もう終わりたいの?」
「だって、したい質問だってそんなにないし」
陽子はさっきから嬉しそうな表情で十円玉を見つめていて、次はどんな質問をしようかと鼻歌交じりに呟いている。
「何個か質問したらすぐに終わろう」
幸い外はまだ明るい。できれば明るい内に帰りたかった。
「何よ香、もう終わりたいの?」
「だって、したい質問だってそんなにないし」