僕の父親はコックリさん
ハッと息を飲んで振り向くと、浩平は白い牙をむき出しにして威嚇してきている。その顔は半分人間をとどめているが、半分はキツネだ。つり上がった目に鋭い牙。そしてひげも生えている。
浩平が鋭利な爪を振りかざして妖へ向けて襲いかかる。妖がかある位身のこなして避けようとするが一歩遅く、足首を切り裂かれた。
「うっ」
小さくうめき声を上げる妖の足首から鮮血が流れ出る。
「妖くん!」
黒羽が妖を助け起こそうと近づく前に、浩平が黒羽へ牙を向けた。むき出しになった牙に噛みつかれそうになったところで、横へよける。けれど相手はキツネだ。素早い動きは人間の方がふりだった。
浩平が鋭利な爪を振りかざして妖へ向けて襲いかかる。妖がかある位身のこなして避けようとするが一歩遅く、足首を切り裂かれた。
「うっ」
小さくうめき声を上げる妖の足首から鮮血が流れ出る。
「妖くん!」
黒羽が妖を助け起こそうと近づく前に、浩平が黒羽へ牙を向けた。むき出しになった牙に噛みつかれそうになったところで、横へよける。けれど相手はキツネだ。素早い動きは人間の方がふりだった。