僕の父親はコックリさん
 横から正雄に言われて克彦は緩みきった顔を向けた。その顔を見た瞬間正雄はしかめっ面をして「きしょっ」と小さく呟く。
 洸平の怒りも正雄からのディスリも今の克彦にはほぼノーダメージだ。なんていっても昨日憧れのマドンナと沢山会話をしてライン交換までしたのだ。今の克彦は無敵だと言っても過言じゃなかった。
「なんだよさっきからニヤニヤして気持ち悪いな」
 怒っていた洸平もようやく克彦の異変に気がついて後ずさりをした。
「実は昨日……」
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