僕の父親はコックリさん
 克彦は花子が触ったスマホをギュッと胸の前で握りしめて「ついにモテ期到来!?」
とにやけたのだった。

 翌日も大学へやってきた克彦は洸平と正雄のふたりに随分と文句を言われた。
「動画編集の途中にいなくなるとか、なに考えてんだよ」
 洸平が仁王立ちwで克彦を睨みつける。
 ふたりには身長差があるのでそれだけで威圧感は抜群だ。だけど克彦はにやける頬を押さえることができなくて、さっきからニヤニヤしっぱなしだ。
「昨日は本当にごめんな。その分鏡は僕ひとりで頑張るから」
「ちゃんと理由を話せよ」
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