僕の父親はコックリさん
 正雄も驚いてキーボードを打つ手を止めた。
「あぁ。撮影に協力してもらえたら、男性視聴者も増えるかもしれないぞ!」
 確かに、花子くらい可愛い子が動画に出ていれば男性視聴者も増えそうだ。編集作業の協力は難しいとしても、メリットはある。
「それなら克彦には頑張ってもらわないとな」
 動画の新たなステップアップのチャンスかもしれない。

「はーっくしょん!」
 花子と大学近くの図書館にいた克彦はは大きなクシャミをして慌てて周囲を伺った。
真面目に勉強してた学資たちの視線が痛い。
「ごめんなさい……」
 小さく謝り、隣の花子と目を身交わせてこっそり笑い合う。
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