僕の父親はコックリさん
 克彦はしっかりとふたりの気持ちを受け止めて頷く。その表情は真剣そのものだ。
「しっかりたのむぞ」
 洸平が右手を差し出してきたので、克彦も同じく右手を出して固く握手を交わす。これから先の動画再生数は克彦にかかっていると言っても過言ではない雰囲気に包まれた。
「行ってきます」
 克彦は兵士さながらに敬礼して見せて、重々しく部屋を出たのだった。















異変

 部屋から出た克彦はまず最寄りの男子トイレに入り、鏡に自分の姿を写した。
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