僕の父親はコックリさん
「だけど、帰ってきてからなんだかおかしいんだ。俺たち三人とも体が重たかったり、急に気分が落ち込んだりして」
 洸平は自分の体を抱きしめながら言った。
 遊びでホラースポットに行ってはいけないとはよく言ったもので、実際に三人はなにか悪いものにあてられてしまったのかもしれない。普段はそうならないために妖が一緒に行動していたのだけれど、今回だけはっどうしても時間がとれずに撮影に同行できなかったのだ。
「わかった。少し見てみる」
「あぁ、頼むよ」
 洸平がすがるような表情を浮かべる。
 妖は切れ長の目を更に細めて三人を見つめた。目元に軽く力を入れたそのとき、妖の目が黒色から金色に変わった。
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