僕の父親はコックリさん
 それから四人で大学へやってきたが、全員で動き回ると目立つということで克彦と正雄と洸平の三人はそのまま編集作業へ向かうことになった。克彦には花子からの連絡や接触があればすぐに連絡してくるようにと伝えておいた。
「さてと」
 見慣れた校内の廊下で立ち止まり、妖はスッと目を細めた。
 アパートで三人を見たときと同じように黒目は金色に光る。しかしそこに怪しい影は映らなかった。
「やっぱり、大学にはびっこっているなにかがいるわけじゃなさそうだな」
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