僕の父親はコックリさん
 学校にはいろいろな曰くがつきものなので、念の為に調べて起きたかったのだ。けれどここへ通い始めて二年が経過している今も平穏無事に通学できているから、特に異常は感じられなかった。
「ってことは、花子ちゃん本人を見つけてみてみるしかないな」
 花子の専攻は妖と同じ民俗学部だ。夏休み期間中に興味のある民話や伝承を見つけてレポートにまとめるように課題が出ている。妖はその課題のためにも実家へ戻っていたのだ。
 妖が時間を確認すると三時五十五分だった。
< 61 / 352 >

この作品をシェア

pagetop