僕の父親はコックリさん
 好きな女子がコロコロ態度を変えてくることで精神的にやられている感じだ。
「ここに来てた花子ちゃんが偽物ってことか」
「その可能性は高いな。花子ちゃんは元々動画に興味なんてなかったんだし、俺が会ったほうが本物だと思う」 
 だとすれば偽物の花子ちゃんは克彦の近くにばかり現れていることになる。花子ちゃんを見張っているよりも、克彦を見張っているほうが出現する可能が高いかもしれない。
 そう判断した妖はすぐにスマホを取り出し、操作しながら部屋を出た。

「悪いけど急用ができた。今日は帰らせてもらう」
 部屋に戻ってきた妖の言葉に洸平が勢いよく立ち上がった。
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