僕の父親はコックリさん
「もう帰るのかよ。もう少し、どうにかしてくれよ!」
大股で妖に近づいて腕を掴む。椅子に座ったままの克彦も不安そうな表情で妖を見つめた。
妖が実家から戻ってくるまでの間なにもできない三人でずっと耐えてきた。そしてようやく妖に助けを求めることができたのだ。それなのにほとんどなにもしないまま帰られるなんてたまったものではなかった。
こっちがわがままを言っているという自覚はあるけれど、少しでも力になってほしかった。
「悪いけど洸平も一緒に来てもらう」
「は? 俺?」
洸平は自分を指差してキョトンとしている。
「あぁ。というわけで克彦、作業の続きを頼んだぞ」
「え、あ、僕ひとり!?」
大股で妖に近づいて腕を掴む。椅子に座ったままの克彦も不安そうな表情で妖を見つめた。
妖が実家から戻ってくるまでの間なにもできない三人でずっと耐えてきた。そしてようやく妖に助けを求めることができたのだ。それなのにほとんどなにもしないまま帰られるなんてたまったものではなかった。
こっちがわがままを言っているという自覚はあるけれど、少しでも力になってほしかった。
「悪いけど洸平も一緒に来てもらう」
「は? 俺?」
洸平は自分を指差してキョトンとしている。
「あぁ。というわけで克彦、作業の続きを頼んだぞ」
「え、あ、僕ひとり!?」