僕の父親はコックリさん
コンビニへ入っていくとさきほどの男性店員が一瞬怪訝そうな表情を浮かべて妖を見たが、気を取り直したように大きな挨拶をしてきた。その店員がいるカウンターの前を通り過ぎて真っ直ぐにスイーツとパンのコーナーへ向かう。
「克彦」
妖が後ろ姿に声をかけると克彦がゆらりと振り向いた。
顔は青白く、目の下には黒いクマができている。部屋を出るときとは大違いのひどい顔だ。しかし本人は気がついていないのか、口元を緩めて笑っている。
「花子ちゃんも、ちょっとこっちへ」
妖に促されて克彦は素直に歩き出す。しかし花子は咄嗟に逃げ出そうとした。それを洸平が引き止める。
「克彦」
妖が後ろ姿に声をかけると克彦がゆらりと振り向いた。
顔は青白く、目の下には黒いクマができている。部屋を出るときとは大違いのひどい顔だ。しかし本人は気がついていないのか、口元を緩めて笑っている。
「花子ちゃんも、ちょっとこっちへ」
妖に促されて克彦は素直に歩き出す。しかし花子は咄嗟に逃げ出そうとした。それを洸平が引き止める。