僕の父親はコックリさん
「坪井くん、連れてきてくれてありがとう。克彦くんのことずっと誤解したままにならなくてよかった」
「あぁ。わざわざ来てもらって悪かったね。授業、頑張って」
「うん。じゃ、また教室でね」
白い手を蝶のようにひらひらと振って教室を出ていく花子。花子が出て行ってしばらくの間誰もが無言でその残り香を味わった。
 そして克彦は大きく深呼吸すると「妖、ありがとう!」と、思いっきり妖に抱きついたのだった。



























 

 第二話 憑かれる
 好きなもの

「花子ちゃん! 今度の動画は本当に面白いからぜひ見てみてよ!」
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