時田君と私の秘密の契約〜毎週金曜日の秘め事〜
今日は熱があったからなのか⁇それともまた今熱が上がってしまっているからなのか⁇いつもは素直になれなくて絶対に言えないようなが言葉が次々に口から溢れ出てしまっている自分がいる。
「それって、俺と一緒にいると安心できるって事⁇」
一樹がやっぱり照れたように口元を押さえている。今日は照れた一樹を見てばかりだなと何だか可愛くなってしまった。
「うん。安心する。毎週金曜日の契約が今の私の糧になってるかも…。一樹に会いに行くのが、私の毎週の楽しみだよ。」
何と言ってもいいのか分からなかった。一樹が好きだからと言う言葉が喉元まで溢れて出てしまいそうになる…。だけど、言ったらこの関係が終わってしまいそうな気がして、言ってしまったらもう職場でただの同期として付き合う事が出来なくなりそうで…溢れ出そうな気持ちを必死に堪えた。
「そっか…向日葵は嫌だけど契約があるから渋々来てるんじゃないかって不安だったんだ。昨日のコンぺの事もあるし、俺は遂に嫌われて、それで今日も来れないのかもって居ても立っても居られなくて、向日葵の家まで来てた…。向日葵に嫌われてなくて良かった…。」
いつも一樹が悲しそうな顔をするのはそれでなんだね。私が一樹を嫌いになるはずなんてないのに。だって多分入社した時からずっと…口ではライバルとか敵だとか言いながら、本当は心のどこかで一樹に惹かれてた…。でも、私は可愛い態度なんかとれないから、会社では女だから仕事ができないって思われたくないから…だから毎日一樹の前では虚勢を張って生きてきた。
「私は一樹を嫌いなわけじゃないよ。ただ会社では女だから仕事が出来ないって思われたくなくて、本当は仕事で評価される一樹が羨ましいだけ。だから、嫌いなんかじゃなくて、私は一樹が…」
🎵ブーブーブー🎵
そこまで言いかけてスマホの着信音が鳴った。ディスプレイを見ると“お母さん“と出ている。
「…ごめん。お母さんから電話だ。」
お母さんからの電話に出た私は伝えたかった一番肝心な言葉が最後まで言えなくなってしまった。
お母さんからの電話は、今度東京まで来る用事がああるから、こっちに寄るという内容だった。
「ごめんなさい。お母さんから電話で…。」
「いいよ。今日は向日葵の顔を見に来ただけだから、もう帰るよ。」
「それって、俺と一緒にいると安心できるって事⁇」
一樹がやっぱり照れたように口元を押さえている。今日は照れた一樹を見てばかりだなと何だか可愛くなってしまった。
「うん。安心する。毎週金曜日の契約が今の私の糧になってるかも…。一樹に会いに行くのが、私の毎週の楽しみだよ。」
何と言ってもいいのか分からなかった。一樹が好きだからと言う言葉が喉元まで溢れて出てしまいそうになる…。だけど、言ったらこの関係が終わってしまいそうな気がして、言ってしまったらもう職場でただの同期として付き合う事が出来なくなりそうで…溢れ出そうな気持ちを必死に堪えた。
「そっか…向日葵は嫌だけど契約があるから渋々来てるんじゃないかって不安だったんだ。昨日のコンぺの事もあるし、俺は遂に嫌われて、それで今日も来れないのかもって居ても立っても居られなくて、向日葵の家まで来てた…。向日葵に嫌われてなくて良かった…。」
いつも一樹が悲しそうな顔をするのはそれでなんだね。私が一樹を嫌いになるはずなんてないのに。だって多分入社した時からずっと…口ではライバルとか敵だとか言いながら、本当は心のどこかで一樹に惹かれてた…。でも、私は可愛い態度なんかとれないから、会社では女だから仕事ができないって思われたくないから…だから毎日一樹の前では虚勢を張って生きてきた。
「私は一樹を嫌いなわけじゃないよ。ただ会社では女だから仕事が出来ないって思われたくなくて、本当は仕事で評価される一樹が羨ましいだけ。だから、嫌いなんかじゃなくて、私は一樹が…」
🎵ブーブーブー🎵
そこまで言いかけてスマホの着信音が鳴った。ディスプレイを見ると“お母さん“と出ている。
「…ごめん。お母さんから電話だ。」
お母さんからの電話に出た私は伝えたかった一番肝心な言葉が最後まで言えなくなってしまった。
お母さんからの電話は、今度東京まで来る用事がああるから、こっちに寄るという内容だった。
「ごめんなさい。お母さんから電話で…。」
「いいよ。今日は向日葵の顔を見に来ただけだから、もう帰るよ。」