傲慢すぎる警視に衛られて愛される
愛はぼうっと魂が抜けたように周りを見つめた。

全員が愛を見ていた。


「いても邪魔なだけだ。帰れ」


愛は真理恵に支えられて立ち上がるが、まだ震えている。


「申し訳ございません。取り乱しました。大丈夫です」


逢坂は愛を睨むように見つめている。


「大丈夫なら昨日のこと、詳しく話を聞いても良いですか?」

「はい……」


真理恵が愛を椅子に座らせた。

ぼそっと「ありがとうございます」と会釈する。

一度、大きく息を吐いて話し始めた。


「昨日、ここに来るのが送れた理由は電車で盗撮犯を見つけたからでした」
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