傲慢すぎる警視に衛られて愛される
対策係のドアの前に立った時、愛は大きく息を吐き気合をいれた。

両頬をパチパチと叩く。

愛は笑顔を作り明るく出勤した。


「おはようございます!」


鳴海、逢坂、竹内はすでに出勤していて愛の方に顔を向けた。


「うん、元気良いね」


愛は頭を下げた。


「昨日は取り乱してしまい、大変失礼いたしました。今日から頑張ります!」


竹内はヘッドフォンをしていて聞こえないふりをしている。

逢坂はソファで横になっていて無視だ。


「うんうん。期待してるよ」


鳴海だけが優しい笑みで頷いている。

そこへ真理恵が出勤してきた。


「おはようございまーす」

「おはようございます!」


真理恵が自分の席に鞄を置き、愛を振り返った。

にっこりと微笑む。


「おはよう! 切り替えたようね! 今日は昨日、やる予定だった相談者対応を見学してもらうね」

「はい! よろしくお願いします」


真理恵は時計を見た。


「相談者対応は夕方だから、その前に……うん、もう来てるわね」

「来てる?」

「ちょっと一緒に来て」

「はい」
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