傲慢すぎる警視に衛られて愛される
廊下を歩いていた逢坂の前から、愛と迫田がやってきた。
迫田が先に気づいた。


「あれ、逢坂じゃないか」


愛が驚いたように前を見る。

逢坂は迫田に小さく会釈した。


「そうか。お前も、ここに配属になったのか」

「はい」

「どうしているのかと気になっていたんだ」


迫田は逢坂の肩をポンポンと叩いた。


「お互いに出世コースから外れると大変だな」

それだけ言って、迫田は逢坂の横を通り過ぎていく。

逢坂は何も言わず、迫田が通り過ぎるまで軽く頭を下げたままだった。

愛は逢坂をちらっと見てから、迫田の後を追った。
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