無能魔女の甘すぎる誤算 ~成り行きで助けた最強魔術師様が熱烈に求愛してくるのですが~
(この人も、ジェイみたいになるの?)
何の罪もないのに、まるで物のように扱われて搾取され、使いものにならなくなったら捨てられる。あのときに感じた怒りと悲しみが、沸々とよみがえった。
「160キャラット」
気付いたときには、札を上げていた。
「おおっ! 160が出たぞ。他の奴はどうだ?」
奴隷商が周囲を見回す。
「170!」
「なら、私は180よ!」
リディアは声を張り上げた。
・・・
「はい。ぴったり200キャラットよ」
リディアは財布から硬貨を出し、奴隷商に手渡す。
「まいどあり」
奴隷商からは、フォシニを繋いだ鎖とその鍵を手渡された。
「姉ちゃん、よっぽどこのフォシニが気に入ったんだな。200も払うなんて。まあ、俺は儲けもんだからいいけどよ。年下が好みなのか?」
「え?」
「夜の相手もさせるつもりなんだろ? たっぷり楽しみな」
「なっ!」
リディアはようやくにやにやしている奴隷商の笑みの意味を理解して、顔を赤くする。
「違うわよ!」
何の罪もないのに、まるで物のように扱われて搾取され、使いものにならなくなったら捨てられる。あのときに感じた怒りと悲しみが、沸々とよみがえった。
「160キャラット」
気付いたときには、札を上げていた。
「おおっ! 160が出たぞ。他の奴はどうだ?」
奴隷商が周囲を見回す。
「170!」
「なら、私は180よ!」
リディアは声を張り上げた。
・・・
「はい。ぴったり200キャラットよ」
リディアは財布から硬貨を出し、奴隷商に手渡す。
「まいどあり」
奴隷商からは、フォシニを繋いだ鎖とその鍵を手渡された。
「姉ちゃん、よっぽどこのフォシニが気に入ったんだな。200も払うなんて。まあ、俺は儲けもんだからいいけどよ。年下が好みなのか?」
「え?」
「夜の相手もさせるつもりなんだろ? たっぷり楽しみな」
「なっ!」
リディアはようやくにやにやしている奴隷商の笑みの意味を理解して、顔を赤くする。
「違うわよ!」