台本通りの恋はしない!

「なんだか修学旅行みたいですねっ」

ひよりが楽しそうにはしゃぐ。

「家事かぁ〜っ。俺、自信ねーよぉ…」

「お、なかま!一緒にがんばろ!
あたしも一期の時はかなり役立たずだったからさー」

彩加が豪快に笑いながら陸の背中を叩く。
それを隣で見ながら、美玲はクスクスと笑っていた。


(10時消灯かぁ……)

みんなが盛り上がってる端っこで、にこにこしながらルールを振り返る。


カメラは四六時中回ってるけど、その時間以降は流石に止まるはず。

問題は、部屋から外に出ることをどのくらいの厳しさで制限されるかってこと。


(今夜調べてみよう。0時くらいなら自由に動けるかな――……)


「瑠奈ちゃんと爽真くん……聞いてる?」


名前を呼ばれてハッとする。
大和がちょっと困ったように笑って、こっちを見てた。
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