台本通りの恋はしない!―仕組まれた恋リアで、本気で恋しちゃダメですか?―
――……
「第十一問……」
ここまでは作戦の提携を崩さずにこられた。
流石に全問一致は怪しいから、空気を読んだ紫苑がたまに外す。
それでも、今のところ一位。
あと、これはラッキーな偶然だけど――
美玲とはかなりの頻度ですれ違っている。
ここからは多分、少し性格や恋愛観に踏み込むパターンがくる気がする。
できるだけ審議に持ち込んで、不一致の方が相性がいいって答えを増やさなくちゃ。
「デートはリードしたい?されたい?」
――早速来た!
紫苑はしたい。
私はされたい。
でもこれは、わかりやすく不一致が正解パターン。
「瑠奈ぁ、デートって男の子がエスコートするものだと思ってるからぁ……」
嘘。というかどっちでもない。
次ここ行こうとかあれしようとか、言い合うのがきっと楽しくない?
でもここは、くっきり男女で分かれた。
リードしたい方に、彩加が行ったくらい。
「デートは絶対楽しませるから、任せて!!」
「なんで女子に向かって言ってるの?彩加……」
ドンと胸を叩く彩加に、大和ががっくり肩を落とす。
質問が深くなったら、ちょっとしたトークタイムも挟まるようになった。