台本通りの恋はしない!―仕組まれた恋リアで、本気で恋しちゃダメですか?―


「第十三問:連絡頻度は毎日?間隔を空けたい?」


――本音は後者。でも、“瑠奈”なら毎日。

ここに紫苑もついてくる。


ただ、理由は、

「瑠奈はぁ、ずっと通話繋げてたいっ
ずーっと一緒がいいんだもん♡」

「おはようとおやすみくらいは言いたいから、それだと毎日かなって」

――と、全然違う。


多分本音は紫苑も後者だよ。
そういうタイプに見えないもん。

逆を行った美玲は、「挨拶も含むならそうだったかも」と呟いている。


そして1番意外だったのが、毎日派に流れた爽真だ。


「え。意外。爽真って、そうなの?」

ニヤつく口元を抑えながら、空けたい派の彩加が爽真の方を見る。

さっきまでの質問では、“お揃いはしたくない” “デートは静かな場所がいい”なんて、消極的な方ばかり選んでいたのに。

突然“爽真”らしからぬ方を選べば、みんながざわつくのも当然だ。

「……いいだろ、別に」

ぶっきらぼうな返事。
“別に”は爽真の口癖。

何か隠したいものや守りたいものがある時の、常套句。

爽真の毎日の中心にいる人は、誰なんだろう?

深夜の時間があった頃なら、私か?なんて茶化すように軽く思えたのに。
今はもう、自分かもしれないなんて思えない。

答えが分かりきった自問自答に、グサリと胸を抉られた。
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