銀白虎




‥「はぁ…とりあえず、なにしにきた?」



「んー?文化祭にきまってんじゃん♪…っていうか、」


パシャ。


音がしたかと思ったら、いつのまにか神崎くんの手にあったケータイは少年が持っていて…。





「にーさんの女装を見に、ねっ♪」



意地悪く笑う顔は、やっぱり天然ではなさそうだった。






……ていうか。






「にーさんっっ!?」








……少年の正体は、神崎くんの弟くんでした。






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