銀白虎











ただ、わかったのは。




一瞬の温かいぬくもりと。






「…待ってるよ」


あの、嫌な声が聞こえたような気がした後。












また、爆音のような唸り声が辺りを覆い尽くして、















あたしは、意識を手放した――――――…。







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