泣いているのは君のせいじゃない

出会い

5月初旬

無事に2年生に進級し新しいクラスにもなれた頃。


「あっ!!タオル教室に忘れちゃった」

3限の体育のため体育館に向かう途中忘れ物に気づいた私は焦っていた。

5月だけど今日は30度を超える気温になっていてタオルがないと大変なことになる。

「走ればまだ間に合うんじゃない?」

そう言ったのは小中学校からの友達で松村朱莉(まつむらあかり)だ。

「急いで取ってくる!朱莉、先に行ってて」

朱莉にそう伝えると私は急いで教室に戻った。
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