一途な社長に溺愛を教え込まれた夜
私の言葉に、彼はふっと優しく微笑んだ。

「ドレスなら、俺が買う。君に一番似合うものを、俺が見立ててやるよ」

「そういう問題では……」

「美優、君を連れて歩きたいんだ」

心臓が大きく跳ねた。

その響きは、オフィス中に響き渡るのではないかと思うほどだった。

「俺は、君を俺のパートナーだと、周囲の人間たちに教えたい。君が俺の傍にいてくれる姿を、誰よりも見ていてほしいのは俺なんだ」

社長は私の目を真っ直ぐに見つめ、一歩ずつ言葉を紡いでいく。

逃げ場のない、圧倒的な情熱。私は言葉を失い、ただ俯くことしかできなかった。

「でも、パーティーなんて一度も行ったことがありません。粗相をして、社長の顔を潰してしまったら……」

「そんな心配は無用だ」

彼は私の肩を抱き寄せ、耳元に顔を近づけた。

吐息が肌をくすぐる。
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