10年ぶりに再会した幼馴染みがイケメンすぎて困ってます!
クククっと、口に手の甲をつけて健くんが笑った。
過剰反応したことが急に恥ずかしくなって、ますます赤みを帯びたあたしの頬。
ピューっと、頭のてっぺんから湯気が出て、ぐっと俯いた。
まだクククっと笑ってる健くん。
ガラガラとお店のドアを横に引いて
「お客様、中へどうぞ」
太陽の日差しを背中に浴びながら、あたしを中へ入れてくれた。
「ヘイっ、らっしゃい!!!」
中からは、おじさんの元気のいい声。
お昼時はとうに過ぎてるっていうのに、結構なお客さんが入っていた。
「親父、ラーメン1つ追加ね」
あたしの後ろから、健くんが人差し指を立てて注文をした。
びっくりしてクルリと振り返ると。
「ウチのラーメン、まだ食ったことないだろ?」
「う、うん」
「おごってやるから、一度食ってみろ」
微笑んだ健くんは、奥のテーブル席に目を向けた。
あたしも、その視線を追う。
「おっ!!!柏木!!!」
そこには、私服姿の3人がいた。
「おーっ!!!ゆずじゃねーか。こっち座れよ」
周りのお客さんを気にせず、大声をあげたヒロくんと龍兄。
「おっ、なんだ、健。彼女か?」
健くんのおじさんも、たくさんのお客さんがいるっていうのに、大きな声で言った。
し、しかも
彼女かって!!!!