10年ぶりに再会した幼馴染みがイケメンすぎて困ってます!
「おう、おまえら。応援サンキューな」
全力で走りきった龍兄。
爽やかな表情で、あたし達のテントへとやってきた。
「ゆずの声、ちゃんと届いたぞ」
龍兄が、あたしの頭を乱暴に撫でる。
さっきみたいに、また鳥の巣状態になった。
「龍兄、俺らのもちゃんと届いたでしょ?」
ヒロくんが眉間にしわを寄せる。
「まぁ、でもゆずのが一番だな」
「酷いな。あんなに声を張り上げたのに」
「ハハっ!!今度は、俺がおまえらの応援してやるからな。まず最初は……?お、これか。 仮装競走」
龍兄がプログラムを指差し言った。
「俺ら全員でるからね」
ヒロくんが、ニッと笑う。
「おまえらがどんな姿に変身するか、楽しみだな」
ガハハっと笑った龍兄の声が、2年のテント中に響き渡った。
仮装競走……
お願いします。
まともなものにあたりますように。