10年ぶりに再会した幼馴染みがイケメンすぎて困ってます!
彼女達の言う通り、あたしは“普通”だし、何の取り柄もないし。
彼女達のようなファンからしたら、あたしはただの邪魔者なのかもしれない。
けど。あたしは、昔からのこの関係を崩したくないんだ。
みんなから離れればいいだけの話なんだろうけど。
そんなこと、出来ない…
ヒロくん、和馬くん、健くん、龍兄。
みんな、好きだから。
「あたしさ、本気で頑張るから、協力して」
和馬くんの目を真っすぐ見て言った。
しばらく、お互いの目を見合う。
フイっと、先にそらしたのは、和馬くんだった。
「おまえ、そういうのやめろよ」
――え?
それは、迷惑だ、って事?
「コンテスト、本気入れんのはいいけど、そこそこにしろ」
「……どうして?」
恐る恐る聞くと、和馬くんは、前髪をクシャっと握った。
「そうやって、簡単に見つめんなって」
「……?」
「お、男は単純だから、か、勘違いするだろ」
和馬くん……顔赤い……。
「協力してやるから、他のヤツに愛想よくすんな」