10年ぶりに再会した幼馴染みがイケメンすぎて困ってます!
「おまえさ」
「へいっ!!?」
うわっ!!!!
“へいっ”って、どこの江戸っ子だよ!!
しかも、声裏返ったし!!
もうッ!急に振り向かないでよっ。
「……ップ。“へいっ?”って」
そこスルーしようよ……
あたし一応、乙女なんだし。
「昨日、健が何か言ってたけど。あれって、どういう意味だ?」
「え?」
「何かあったのか」
和馬くんの真剣な瞳。
カサカサと木が動く度に、朝日が和馬くんの瞳を輝かせた。
もしかして、それを聞くためにひとりで来てくれたの?
心配、してくれてたんだ。
「全部は言えないけど」
「どうしてだよ」
聞かれて、あたしは和馬くんの真剣な瞳を見つめ返した。
その茶色い瞳には、あたしがちゃんと映っている。
「コンテスト、どうしても負けたくないの」
「………」
「このまま言われっぱなしは嫌だし、この位置にいることを認めてもらいたくて」