10年ぶりに再会した幼馴染みがイケメンすぎて困ってます!
「何、この弁当」
購買から戻ってきた健くん。
あたしの机に広げられた弁当箱を覗きこんできた。
「ヒロくんが持ってきてくれたの。豆腐サラダだって」
「なんか、まずそ」
うげ……と、健くんが眉間にしわを寄せた。
確かに、ぬるくなったサラダなんてあまりおいしそうではないけど。
「いただきます」
せっかくヒロくんが持ってきてくれたんだし、有難くいただかないと。
「ん? 結構おいしい」
野菜と豆腐自体には味はないんだけど
何だろう、このドレッシングがおいしいのかな。
「マジで?」
「――あ…っ」
もう一口食べようとお箸を動かすと、それを健くんに横取りされてしまった。
あたしが食べたお箸を使って、健くんがサラダをパクリ。
「なかなかイケるな」
こ、これって……
か、間接キス!!?