猛烈一途なあたしに堕ちろっ!~素っ気ない君に届け~
そう言って昔を思い出して少し緩む空くんの顔。
「でもあの時話しかけてよかったって今なら思います。あれがなければ俺と吉岡さんが用事以外で話すことなかったですし、今ここに吉岡さんはいなかったですね」
なんでそんな優しく笑ってるの?どーゆー意味?
「…ど、どうしてそう思うの?」
するとあたしの顔を覗いたまま綺麗なサラサラの黒髪を揺らして、綺麗な顔で優しく笑うと
「最初は毎日俺の周りでうろちょろ明るく騒いでうるさい人だなぁ…ぐらいに思ってたんですけど…
今じゃ俺だけに向けてくれるその笑顔も一途な想いも俺をいつも巻き込むその明るさも全部好きっす。
気づくの遅くなってこの間は泣かせてしまってすみません」