猛烈一途なあたしに堕ちろっ!~素っ気ない君に届け~

そうやってニヤニヤしながら聞いてくる山城さん。そんな彼女をチラッと見ると帰る準備をするために手を動かす。


「あー、俺が送って行くんで帰ります。早退するんで伝えててもらっていいっすか?」

「りょーかいー、桜兎のカバンもってくるねー」

「ありがとうございます」


そして、山城さんから桜兎のカバンを受け取ると俺は挨拶だけして桜兎の元へ急いだ。


「背中のって」

桜兎の前でしゃがみ桜兎を待つ俺

「そ、それは恥ずかしすぎるからいい!肩貸してもらったら歩けるから!!」

こんな事で照れて慌ててる。

「そんなんで歩かれても日が暮れるから早くのって」

そして遠慮がちに

「じゃあ…ご、ごめんね、失礼します」

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