クールなパティシエが見せる笑顔は私にだけとびきり甘い
「えっと……甘梨さんはおいくつなんですか?」
「俺は、27歳です」
「え!? 私と同い年ですね!?」
思わず声が大きくなる。
「そうですね。
あの……紅羽さんがよければタメ口にしませんか?」
ちらりとこちらを見る。
少しだけ緊張しているようにも見えた。
「……そうですね。そうしますか」
そう答えると、彼はどこかほっとしたように微笑んだ。
「じゃあ俺のことも、甘梨さんって女性っぽいので、冬馬って呼んでもらえるかな?」
急な距離の近さに思わずびくっとする。
「と、とうまさん」
「はい。
俺も……花蓮ちゃんって呼んでもいい?」
ちゃん!?この歳で!?
思わず目をぱちぱちさせる。
「あ、どうぞ。お好きに」
そう返すと、甘梨さん――いや、冬馬さんは少し嬉しそうに笑った。
それから連絡先を交換した。
変わらずお店には週に一回は通っている。
一週間頑張った自分へのご褒美。……ということにしている。
「花蓮ちゃん、いらっしゃい。
今日のおすすめは、モンブランだよ」
店に入ると、冬馬さんが声をかけてくれる。
最近ではすっかり見慣れた光景になった。
「じゃあそれください。あと、ショートケーキ」
「はい、どうぞ」
慣れた手つきで箱に詰めていく。
「ありがとう」
箱を受け取りながら笑うと、冬馬さんも穏やかに微笑んだ。
「俺は、27歳です」
「え!? 私と同い年ですね!?」
思わず声が大きくなる。
「そうですね。
あの……紅羽さんがよければタメ口にしませんか?」
ちらりとこちらを見る。
少しだけ緊張しているようにも見えた。
「……そうですね。そうしますか」
そう答えると、彼はどこかほっとしたように微笑んだ。
「じゃあ俺のことも、甘梨さんって女性っぽいので、冬馬って呼んでもらえるかな?」
急な距離の近さに思わずびくっとする。
「と、とうまさん」
「はい。
俺も……花蓮ちゃんって呼んでもいい?」
ちゃん!?この歳で!?
思わず目をぱちぱちさせる。
「あ、どうぞ。お好きに」
そう返すと、甘梨さん――いや、冬馬さんは少し嬉しそうに笑った。
それから連絡先を交換した。
変わらずお店には週に一回は通っている。
一週間頑張った自分へのご褒美。……ということにしている。
「花蓮ちゃん、いらっしゃい。
今日のおすすめは、モンブランだよ」
店に入ると、冬馬さんが声をかけてくれる。
最近ではすっかり見慣れた光景になった。
「じゃあそれください。あと、ショートケーキ」
「はい、どうぞ」
慣れた手つきで箱に詰めていく。
「ありがとう」
箱を受け取りながら笑うと、冬馬さんも穏やかに微笑んだ。