ただの幼なじみはもうおしまい!?
そう言って声をかけてきたのは小学生の時のお友達。

春木結翔(はるきゆいと)くんだった。

結翔くんは、小学生の途中から転校してきた子。
すぐに私たちとも友達になって、まるで前から一緒だったみたいに仲良くなった。

結翔くんがいきなり私の顔を覗き込んできた。



「結翔くん、久しぶり!」

私がそう言うとやっとピンと来たみたいだった。



「ん〜?あ、茉白か!」

「いや、いま気づいたんかい!!」


凛ちゃんが鋭いツッコミを入れる。



「いや〜すっごく可愛くなってたから気づかなかったわ」

「え?そんなに変わってないと思うけど…」

結翔くんはニコニコで私にそんなことを言った。
なんだか恥ずかしい…。

その時、後ろでずっと立ってた伊織くんが結翔くんの足を勢いよく蹴った。

なんで!?



「痛った!?何すんだよ伊織!」

「お前、凛がいんのにそういう事言うのやめたほうがいい」



伊織くんが少し強めの口調で言った。
なんかちょっと怒ってる?



「大丈夫。結翔は何も考えてないから」



凛ちゃんが少し呆れた声でため息をつく。
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