ただの幼なじみはもうおしまい!?
「えっ?なんで伊織くんが…?」
まさかこの時間に居ると思っていなくてびっくりした。
それに、昨日のことをまた思い出して心臓がドキドキ鳴ってる。
隣に伊織くんは座ると手に持っていたペットボトルを私に渡す。
冷たい水だった。
「あ、ありがとう」
「どういたしまして」
もしかして、私のために買ってくれたのかな?
私はそれを勢いよく飲む。
「…生き返った〜!!」
つい大きな声で言ってしまって隣を見ると伊織くんはまた笑いを堪えていた。
「ごっごめん…可愛くて…」
「伊織くんてもしかして、笑いのツボ浅い?」
「…えっ!?」
昨日から思ってたけど伊織くんてことある事に笑ってる気がする。
もちろん!いい事なんだけど、昔はこんなに笑ってるのを見なかったと思う。
私が知らなかっただけかもだけど…。
「なんか、そう言われると、恥ずかしいかも…」
伊織くんは両手で顔を隠してしまった。
「ごめん!いっぱい笑ってくれるのが嬉しくて…」
「…嫌じゃない?」
「全然!!むしろずっと笑ってて欲しい!!」
「それはどうなの…?」
私たちは向かい合って笑った。

