幼なじみがこんなにも私に恋していたなんて
*  *  *

「じーん。起きろーじーんー」

南谷の声がし、俺は瞼をゆっくり開く。

俺は澪の部屋の扉の横の床に座っていた。

枷を手に付けられて。

それは俺が澪に付けたような少し長いものではなくここから動けないような短い鎖に繋がっていた。

視界に入った光景に俺は言葉を失う。

「っ!!」

「じ、ん、くんっ・・・・・・」

瞳から涙を流す澪。

そんな澪を膝の上に乗せ顎を掴む南谷。

俺はその瞬間、理性が断ち切れそうになる。

「よーく聞けよ〜」

そんな俺と澪の状況を無視して南谷はいつも通りの声色で声を発する。

そのせいか、俺は殺意がどんどん湧いてくる。

「澪から離れろ」

「自分の状況分かってるの?仁がどう行動したところで俺はすぐに鈴舞さんに危害を加えられる」

南谷の言葉に俺は言葉を飲み込む。

「じゃあもう一回。よーく聞けよ」

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