わたしは悪役令嬢になった転生一度目、婚約破棄され、処断された。転生二度目、浮気され心も体も壊れた。相手側は自分が間違っていたと後で思う。でも間に合わない。転生三度目は、素敵な王太子殿下に溺愛されます。
第十七話 幼馴染との初デ-ト
冬伸ちゃんの言葉は、わたしにとって、あまりにも予想外の言葉だった。
今までの調子だと、
「まず幼馴染から少し前に進んだところで付き合っていこう」
と言われるものと思っていたからだ。
もちろん、それでもわたしたちにとっては、関係を前に進めたことにはなる。
しかし、今日は、ただ付き合うことを承知してくれただけではなく、
「りくらちゃんと本物の恋人どうしになりたいと思っている」
言ってくれた。
これからは、毎日、
「愛の言葉」
を交わし合い、そして、デートを繰り返していけば、仲はどんどん深まっていくだろう。
キス、二人だけの世界に進んでいけば、二人の関係は盤石になっていく。
古土沼さんの入り込む余地はもうない。
そして、婚約、結婚まで進むことができる。
とにかく付き合うことができることになってよかった。
冬伸ちゃんも微笑んでくれているので、うれしく思っているのに違いない。
わたしはこれからの冬伸ちゃんとの付き合いについて、いろいろと楽しい想像を始めていくのだった。
冬伸ちゃんと付き合うということが、最終的にどういう結果をもたらすかどうかは、この時点では全く想像をすることができなかった。
わたしは、
「冬伸ちゃん、これからよろしく」
と微笑みながら言い、
冬伸ちゃんも、
「よろしく」
と微笑みながら言った。
冬伸ちゃんとの交際は順調に進んで行く。
登校時は手こそ、恥ずかしくてつながない。
しかし、あいさつの後は、必ず、
「俺、りくらちゃんが好きだ」
「わたしも冬伸ちゃんのことが好き」
と言い合うようになった。
昼休みは、冬伸ちゃんに、わたしが作ったお弁当を食べてもらう。
「おいしい」
そう冬伸ちゃんに言ってもらえるのが、何よりもうれしかった。
そして、初デートを迎えることになった。
わたしは冬伸ちゃんに喜んでもらおうと思って、今までで一番と自負するほどのおしゃれをして、デートに向かった。
冬伸ちゃんは、そんなわたしに対して、
「今日のりくらちゃん、今まで一番きれいだ」
と恥ずかしそうに言って褒めてくれた。
わたしは、まだデートが始まったばかりだと言うのに、それだけで心は沸き立ってしまう。
冬伸ちゃんもおしゃれな服を着てきていた。
もともとイケメンな方だとは思っていたし、女子からの人気も高まっていた冬伸ちゃん。
今日は、今までにないくらいかっこいい。
わたしは恥ずかしさを何とか我慢しつつ、
「褒めてくれてありがとう。今日の冬伸ちゃんもとても素敵だよ」
と言って褒めた。
冬伸ちゃんは顔を赤らめ、
「ありがとう」
と小声で応えた。
わたしたちはお互いに恥ずかしがりながら手をつなぎ、歩いていく。
映画を観たり、喫茶店でおいしい紅茶とパフェを食べたりしながら、楽しく過ごしていった。
そのデートからの帰り、冬伸ちゃんの両親は出かけていたので、わたしは冬伸ちゃんの家に行き、冬伸ちゃんの部屋に招待された。
そして、雰囲気が高まったところで、冬伸ちゃんとキスをした。
ファーストキス。
その後、わたしたちは二人だけの世界に入っていく。
そこは甘くて、素敵な世界だった。
もうわたしには冬伸ちゃんしかいないと思えるほどのものだった。
わたしたちは、付き合い初めてから、一か月も経たない間にそこまで到達することができた。
わたしは冬伸ちゃんとのフィーリングが合っていると思った。
そうでなければ、ここまでこんな短期間に到達することはないと思う。
わたしは幸せな気持ちで一杯だった。
冬伸ちゃんもうれしそうだった。
もう古土沼さんが冬伸ちゃんを奪う心配はないと思った。
冬伸ちゃんとわたしの両親も、わたしたちの仲が深まっていくのを喜んでくれていた。
わたしの両親は、もともと冬伸ちゃんとわたしが結婚することを当然と思っていたようだ。
「恋人どうしになるのが遅すぎるぐらい」
ということまで言っていた。
わたしとしても中学生の頃から恋人どうしになっていれば、もっとよかったと思っている。
冬伸ちゃんの両親の方は、もともと自分の娘のように、わたしのことをかわいがってくれていたのだけれど、わたしたちが相思相愛になり、恋人どうしになったと聞いた時から、より一層、かわいがってくれるようになっていった。
両家の関係も良好。
わたしは、このまま大人になって、素敵な家庭を築いていけるものと固く信じていた。
今までの調子だと、
「まず幼馴染から少し前に進んだところで付き合っていこう」
と言われるものと思っていたからだ。
もちろん、それでもわたしたちにとっては、関係を前に進めたことにはなる。
しかし、今日は、ただ付き合うことを承知してくれただけではなく、
「りくらちゃんと本物の恋人どうしになりたいと思っている」
言ってくれた。
これからは、毎日、
「愛の言葉」
を交わし合い、そして、デートを繰り返していけば、仲はどんどん深まっていくだろう。
キス、二人だけの世界に進んでいけば、二人の関係は盤石になっていく。
古土沼さんの入り込む余地はもうない。
そして、婚約、結婚まで進むことができる。
とにかく付き合うことができることになってよかった。
冬伸ちゃんも微笑んでくれているので、うれしく思っているのに違いない。
わたしはこれからの冬伸ちゃんとの付き合いについて、いろいろと楽しい想像を始めていくのだった。
冬伸ちゃんと付き合うということが、最終的にどういう結果をもたらすかどうかは、この時点では全く想像をすることができなかった。
わたしは、
「冬伸ちゃん、これからよろしく」
と微笑みながら言い、
冬伸ちゃんも、
「よろしく」
と微笑みながら言った。
冬伸ちゃんとの交際は順調に進んで行く。
登校時は手こそ、恥ずかしくてつながない。
しかし、あいさつの後は、必ず、
「俺、りくらちゃんが好きだ」
「わたしも冬伸ちゃんのことが好き」
と言い合うようになった。
昼休みは、冬伸ちゃんに、わたしが作ったお弁当を食べてもらう。
「おいしい」
そう冬伸ちゃんに言ってもらえるのが、何よりもうれしかった。
そして、初デートを迎えることになった。
わたしは冬伸ちゃんに喜んでもらおうと思って、今までで一番と自負するほどのおしゃれをして、デートに向かった。
冬伸ちゃんは、そんなわたしに対して、
「今日のりくらちゃん、今まで一番きれいだ」
と恥ずかしそうに言って褒めてくれた。
わたしは、まだデートが始まったばかりだと言うのに、それだけで心は沸き立ってしまう。
冬伸ちゃんもおしゃれな服を着てきていた。
もともとイケメンな方だとは思っていたし、女子からの人気も高まっていた冬伸ちゃん。
今日は、今までにないくらいかっこいい。
わたしは恥ずかしさを何とか我慢しつつ、
「褒めてくれてありがとう。今日の冬伸ちゃんもとても素敵だよ」
と言って褒めた。
冬伸ちゃんは顔を赤らめ、
「ありがとう」
と小声で応えた。
わたしたちはお互いに恥ずかしがりながら手をつなぎ、歩いていく。
映画を観たり、喫茶店でおいしい紅茶とパフェを食べたりしながら、楽しく過ごしていった。
そのデートからの帰り、冬伸ちゃんの両親は出かけていたので、わたしは冬伸ちゃんの家に行き、冬伸ちゃんの部屋に招待された。
そして、雰囲気が高まったところで、冬伸ちゃんとキスをした。
ファーストキス。
その後、わたしたちは二人だけの世界に入っていく。
そこは甘くて、素敵な世界だった。
もうわたしには冬伸ちゃんしかいないと思えるほどのものだった。
わたしたちは、付き合い初めてから、一か月も経たない間にそこまで到達することができた。
わたしは冬伸ちゃんとのフィーリングが合っていると思った。
そうでなければ、ここまでこんな短期間に到達することはないと思う。
わたしは幸せな気持ちで一杯だった。
冬伸ちゃんもうれしそうだった。
もう古土沼さんが冬伸ちゃんを奪う心配はないと思った。
冬伸ちゃんとわたしの両親も、わたしたちの仲が深まっていくのを喜んでくれていた。
わたしの両親は、もともと冬伸ちゃんとわたしが結婚することを当然と思っていたようだ。
「恋人どうしになるのが遅すぎるぐらい」
ということまで言っていた。
わたしとしても中学生の頃から恋人どうしになっていれば、もっとよかったと思っている。
冬伸ちゃんの両親の方は、もともと自分の娘のように、わたしのことをかわいがってくれていたのだけれど、わたしたちが相思相愛になり、恋人どうしになったと聞いた時から、より一層、かわいがってくれるようになっていった。
両家の関係も良好。
わたしは、このまま大人になって、素敵な家庭を築いていけるものと固く信じていた。