最後まで読まないで

シャーペン

授業中、退屈だった私は、振ると芯が出るシャーペンをカチカチと振っていた。ふと気づくと、隣からも同じ音が聞こえる。私が振るのを止めると、隣の音もピタリと止まった。私が一回振ると、隣も一回鳴る。面白くなって、複雑なリズムに変えて振ってみた。すると隣の音も完全に同じリズムでついてくる。驚いて隣を見ると、友達の席は今日、空っぽだった。そして音は、その机の中から激しく響いていた。
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