最後まで読まないで
夢の話
毎朝、妹が不思議な夢の話をしてくれる。「昨日は空を飛んだの」「今日はケーキのお城に行ったよ」とても楽しそうに話すから、私も同じ夢を見てみたいと思った。ある晩、こっそり妹の枕と私の枕を交換して寝てみた。どんな夢が見られるかワクワクしながら目を閉じる。でも、夢の中に広がっていたのは、真っ暗な部屋で誰かにずっと首を絞められ続けるという恐ろしい光景だった。妹は毎晩、どんな気持ちで笑っていたのだろう。