最後まで読まないで

ドッジボール

体育の時間はいつもドッジボールだ。私は逃げるのが得意で、最後までコートに残ることが多い。「すごいね、また残ったよ」と友達が褒めてくれる。今日も私は、飛んでくるボールを次々と避けていった。でも、ふと気がついた。相手チームの誰も、私を狙ってボールを投げていないのだ。みんな、私を通り越して、私のすぐ後ろの「何か」に向かって、必死にボールをぶつけようとしていた。
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