最後まで読まないで
まばたき
授業中、先生の話が退屈で、私はまばたきを我慢する遊びを始めた。じっと黒板を見つめていると、目が乾いて涙が出てくる。限界だと思って目をパチリと閉じた瞬間、目の前の景色が一変した。教室も先生も友達も消え、私は真っ暗な部屋に一人で立っていた。驚いてもう一度まばたきをすると、元の教室に戻っていた。隣の席のミカが「どうしたの? 十分くらい目を開けたまま固まってたよ」と笑った。