最後まで読まないで

ラジオ体操

夏休みの朝、私は寝坊して慌てて近所の広場へ向かった。すでにラジオ体操の音楽が流れていて、たくさんの人が列を作って体操をしている。私も一番後ろに入り、見よう見まねで腕を振り上げた。しばらくして、奇妙なことに気がついた。音楽は響いているのに、誰一人として足音や息遣いが聞こえないのだ。よく見ると、全員の足首が地面から少し浮いたまま、無表情で体操を続けていた。
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