雪音だけのライブハウス(リメイク)
愛祈琉
「…修児くん、ありがと。」

修児
『何がだ?』

愛祈琉
「気づいてくれたの…修児くんだけ…。」

修児
『オレだけ?光栄だな。』

愛祈琉
「どうしてわかったの?」

修児
『まぁ…長く生きてりゃ心当たりの1つくらいあるもんさ!ははは!』

かつて、修児くんは「一家の厄介者」だったらしい。

いわゆる不良で、学校をサボったり、警察のお世話になったり。

私と話す時の修児くんからは想像できないくらい荒れていたそうだ。

けれど、私の修児くんの印象は、ばーちゃんやお母さんのそれとは正反対で、

愛祈琉
(修児くん…寂しいのかな…?)

根拠も何もないのに、私は修児くんが愛情に飢えている気がした。

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