この縁談、謹んでお断りいたします〜身代わりお見合いのはずが、冷徹御曹司の運命の花嫁になりました
なにから説明すればいいのか、自分でもわからない。謝罪か言い訳か、それとも全部なのか。
「身代わりとは度胸がありますね」
「ご、ごめんなさいっ」
とにかく謝る以外にない。膝に顔を擦りつけるほど頭を下げた。代役を立てたのは愛理だけれど、チケットをほいほいもらった帆奈美が悪いのだ。
「いえ、謝る必要はありません」
「……え?」
恐る恐る顔を上げる。
「思いがけず、あなたのような人と出会えたのですから」
「は、はいぃ!?」
声が裏返った。いったいこの人はなにを言っているのか。
「この縁談、このまま進めようと思います。もちろん三木愛理さんとしではなく、立原帆奈美さんとして」
これ以上ないほど目を見開く。
(愛理じゃなく、私と……?)
正気の沙汰とは思えない。
「な、なにを言ってるんですか。私は愛理のような令嬢じゃなく、一般家庭で育ったんですよ?」
「身代わりとは度胸がありますね」
「ご、ごめんなさいっ」
とにかく謝る以外にない。膝に顔を擦りつけるほど頭を下げた。代役を立てたのは愛理だけれど、チケットをほいほいもらった帆奈美が悪いのだ。
「いえ、謝る必要はありません」
「……え?」
恐る恐る顔を上げる。
「思いがけず、あなたのような人と出会えたのですから」
「は、はいぃ!?」
声が裏返った。いったいこの人はなにを言っているのか。
「この縁談、このまま進めようと思います。もちろん三木愛理さんとしではなく、立原帆奈美さんとして」
これ以上ないほど目を見開く。
(愛理じゃなく、私と……?)
正気の沙汰とは思えない。
「な、なにを言ってるんですか。私は愛理のような令嬢じゃなく、一般家庭で育ったんですよ?」