婚約が嫌で男装執事になったのに~配属先が婚約者の元でした~【完】
あっという間にテンションが上がってしまった私は、走り出してしまいそうになる。
おっとっと……あぶないあぶない。
本当は思いっきりザブーン!!と水に浸かって泳ぎたい。
けれど、服が濡れたら胸のサラシが透けて一発で終わってしまう。ここは、慎重に動かなければならない!
「僕は、足だけ入れて遊んでますね〜!」
「じゃあ、俺もーっ!」
私とレオ様はひんやりとした川の中に足だけを入れて、レオ様と一緒にバシャバシャと水を掛け合って大はしゃぎした。
アル様はそんな私たちの姿を、少し離れた岩場に腰掛けると、優しく見守っている。