婚約が嫌で男装執事になったのに~配属先が婚約者の元でした~【完】

そして、太陽おかげで、地面に干してた茶色のカツラと彼女のシャツは、あっという間に乾いてくれた。



「ほら、髪をまとめるよ。レオが戻ってくる前にやっちゃうよ」

「はーーい!お願いします!」



すっかり元気な顔で笑う彼女の長い髪を綺麗に整えてあげると、茶色のカツラの中に押し込んでやった。



いつも通りの男装執事リオの出来上がりだ。



リオから返ってきたシャツを俺も着ると、二人で屋敷に向かって歩みを進める。



「それじゃあ、レオを探しに行こうか」

「レオ様怒ってそうですよねぇ、また怒られちゃうなぁ〜」



いつもの様に満面の笑みを浮かべるリオと、屋敷への道を帰るのだった。

< 143 / 278 >

この作品をシェア

pagetop