婚約が嫌で男装執事になったのに~配属先が婚約者の元でした~【完】
EP:19☆リオの限界とロキさん!
ギル様の部屋を出ると私は着替えのために自分の部屋に向かって歩いていた。
顔がまだ熱い気がして歩きながらおでこを触ると、なんだかまだ熱かった。
「おでこにキスのせいだ……」
男同士だとそれぐらい普通なの……?
まぁ、レオ様にしろと言われれば喜んでハグしておでこキスできちゃう……
もしかして……そういう事?!
私が可愛い弟に見えてるのね〜っ!!なるほどね〜っ!あぁ見えて私と一緒で弟みたいな子が好きなタイプなのね〜っ!
「考えすぎちゃって頭がズキズキしちゃったじゃんっ!でももう解決ね〜っ!」
解決した私はるんるんで部屋に戻ると、シワシワになってしまった服を脱いで新しい執事服に着替えて最後に鏡で全身を確認した。
だけど、鏡に映った自分の顔にギョッとした。
鏡に映る私は、目がとろんと潤んでいて、顔が真っ赤になっていた。
「えっ……顔赤過ぎない?!おでこキスのせい?!え?!私もうドキドキなんて…してないよね?!あれ?少しドキドキというよりドクドクしているような……
……まぁいっか!」