婚約が嫌で男装執事になったのに~配属先が婚約者の元でした~【完】

今までのよくわからない私の気持ちを吐き出した。



「最近ね……ギル様がキラキラとしてかっこよく見えるの……それにね?!他の人には感じないドキドキがあるの。それに最近は胸が痛い時もある……」


「なるほど、どんな時に胸が痛くなるのですか?」


「……最近だとギル様がクリスタル様とお茶会に行った時だったかなぁ?モヤモヤというか胸がチクチクするというか……私どうしちゃったんだろう」



うーんと悩む私に、ミアが優しく髪の毛の泡を落とすと、きっぱりと言い放った。



「リオ様……、それは完全に恋ですね!」


「こ、恋……?!私がギル様に?!」


「モヤモヤしたり胸が痛いのはヤキモチですねっ!キャー可愛いっ!!ふふふ」



その言葉に一気に恥ずかしくなって、顔が赤くなっていくのがわかった。



これが……恋!!!!



改めて自分の気持ちを自覚してみると、胸がきゅんとした。


< 212 / 278 >

この作品をシェア

pagetop