年下の王子さまから即プロポーズされて?!
「そういえば、唯斗くんと谷口さんが兄弟だなんて知らなくてほんとに驚いたなあ」

「ぼくも! 人生でいちばん驚いたかも。そういえば、大学の友達から聞いたんだけど、蒼波さん来てくれてたの? 大学に」

「あ〜そうだったそうだった……」

 でも見ちゃったんだよね、あの女の子とのこと。

 わたし、最低だなー。自分は谷口さんとごはん行ってるし遊びにでかけてるのに。あんなことだけで疑うし、傷ついてる。

「蒼波さん……?」

「ん?」

 手を強く握られる。

「ぎゅってしてもいいかな?」

 しっかりと真っ直ぐに見つめられる。色素の薄い綺麗な薄茶色の目をしていることに気づく。
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