年下の王子さまから即プロポーズされて?!
 あれ……? どうしよう……? 思ってた展開と全然違う……とか思いながらわたしは勇気を出して、カウンターにいた店員さんに声をかける。

「あの……すみません、唯斗くんはいますか?」

「唯斗くん……? ああ橘くんのこと? 少し前に辞めましたけど?」

 辞めました……? どういうこと?!

 わたしはカフェを出て、王子さまに電話を入れた。

「もしもし、唯斗くん今どこ?」

「蒼波さん、ちょっとごめん、折り返すね」

 ツーツーツー……電話が切れた。
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